ここでもう少し頑張ってみる
9月ぐらいまでは、辞め時を探ってた。
辞める理由は、次から次に出てきて困らなくて。
職場変わっても、どうせ『最低賃金』からのスタートだしと不貞腐れている自分もいた。
前のパートで、スキルアップなんてどこ吹く風で、淡々と、目の前にある仕事『だけ』をやってきたツケが回ってきたんだと、腹を括った。
しかし、色々と同年代の方々のブログを読み漁っているうちに、自分の、仕事に対する姿勢?を振り返ることがあった。
果たして、目の前の仕事に対して、一生懸命に取り組んだ時期があったのか?と。
結婚前にしていた仕事は、すごく一生懸命取り組んでいたと思う。スキルアップのために本を読んだり、自腹でセミナーに通ったり、自分でいうのもなんだけど、ちゃんと努力はしてきたという自負はある。
だけど、やっぱり結婚が決まって、こうやって、夫の『扶養』になるとなったとたん、色んな意味で、肩の力が全部抜けた。
そして子育てを経て、今の、目の前の仕事『だけ』を淡々とやる自分が出来上がった。
前職まではそれでよかったのだが、50代の転職が全然うまくいかず、思いっきり、『自分の取り柄って何さ』という現実をつきつけられ、やっと巡り合った今の仕事だった。
確かに、同じ職種の求人は多いし、その職種なら私も若造の部類。だから、次も同じ職種を選択したなら、すぐに決まりそうではある。
けどそう思ったとき、『また、アンタ、それを繰り返すの?今度はもう少し頑張ってみなよ』という気持ちも湧いてきた。
もちろん、ここで必死に頑張ったからって、最低賃金は変わらないし、スペシャリストになったとて、「辞めます」と一言いえば、引き止められることもなく「あぁ、そうですか」と言われて、さっさと次の人を探されて…。そんな扱いされることはわかってる。
だけど、多分、これが私の最後の職種?(職場ではない)となりそうだ。だからこそ、最後、ちゃんと頑張ってみようという気持ちになっている。長くこの業界で働くと思っているので。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。